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2018NAMM Show – 面白いチューニングシステム発見!

Welch Tuning Systemと言う会社が製作している、ドラムの面白いチューニングシステムを発見しました。写真を見てもらうとわかりやすいですが、上下のフープにワイヤーが通してあり、シェルに取り付けられたペグを回してチューニングしていくというシステムです。1本のワイヤーで上下のフープを締めているので、上下のヘッドを別々にチューニングすることはできません。

トラディショナルなパーカッションにはロープでチューニングするものがたくさんありますが、それを現代的にアレンジしドラムに組み込んだ感じでしょうか。実際に試したところ、ハイピッチからローピッチまで、チューニングが一瞬で終了します笑、上下のヘッドが均一に張られ、太鼓が素直に鳴ってくれる感じで非常に好印象でした。上下のヘッドを個別にチューニングできないところは少々難点ですが、それを必要とさせないぐらい、太鼓がバランス良く綺麗に鳴ります。

あとシェルにペグを固定する為の穴を開ける必要もなくなるので、そこも大きいのかもしれませんね。

レコーディングでもイレギュラーなチューニングが必要ない時、クリアで綺麗な音で録りたい時、ポップス、ジャズ、ロックなどラウド以外の音楽には向いてるんじゃないでしょうか。
リハスタにもこれ置いてあったら最高ですよね!リハの時ってドラムのチューニングを触らないドラマーさんって結構いるかと思います。(触らなくてもいいようにジェイズは毎日のようににチューニングしてますが!)でもそんな方もギターやベースと同じように一瞬でチューニングできちゃったら、これってすごい事だと思いません?スネア、タム、バスドラムまで全部の太鼓のチューニングやりだしたら最低でも10分はかかりますからね。(ギター&べースは遅くても1分以内)
スタジオでも一度使ってみたい製品です。

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