NAMM SHOW 4日目 その2 シンバル

NAMM SHOWには当然ながらドラム、パーカッション系の出展も数多くあります。
今回、レコーディングで使用するシンバルに当たりをつけたいという事もあり、かなりの時間をかけてシンバルを試聴してきました。
こんな風に数多のメーカーのシンバルを並べて叩ける機会なんてなかなか無いですからね。
聴いておっと思ったものを紹介していきます。
MEINL Byzance Vintage Pure Ride
説明書きを読むと「モダンな音楽シーンではコントロールされた音が必要であるためにわざと使い古したシンバルを使っうことがあります。このシンバルならすぐにそれが手に入ります!」というような事が書いてあります。
そう!暗いシンバルが欲しい時あるんですよね。常にそれが正しい訳ではありませんが、選択の一つとしてそういうシンバルがあると助かります。
SUPER NATURAL CYMBALS Mystic Hi-Hat
ダークでありながらオープン時にボワンとせずハイハットらしい音色
Zildjian KEROPE
そこまでダークなトーンに振っている訳ではありませんがキラキラしすぎずナチュラルにまとまっています。
Soultone Vintage old school
これも見たままの音ですが、暗すぎずバランスがいいです。
シンバルの音ひとつとってもバンド全体の聞こえ方に大きく違いが出てきます。
J’z Studioではそれぞれのアーティストが、自分達の音をどう聞かせたいのか追求していく為の手助けができるスタジオにできるよう、部屋によってアンプやシンバルを変えています。
NAMM SHOWに毎年来て多くの楽器、アンプ等を聴いているという事がそれに一役立っている事を改めて感じました。
アーティストのみなさんも是非その環境を活用してより強い楽曲表現ができる練習をしてもらいたいと思います。
楽器、アンプ、チューニング、演奏のタッチ、すべてが影響しています。