世界各地をベース1本で渡り歩き、年間200本以上のライブをこなすベーシストと言えば、この人以外にいません。BASSNINJAこと今沢カゲロウ氏。

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今年の3月にJ’z スタジオ7周年のイベントとして行われたLIVE & CLINICも記憶に新しいですが、つい先日、今沢カゲロウさんのデモビデオ録りをジェイズ本館Jスタで行いました。

使用したモデルはゴダンのアコベ・フレットレスA5Ultra Fretless。後日そのビデオを公開させてもらいますが今回、今沢さんのゴダンA5Ultra Fretlessのインプレッション・レビューをご紹介いたします。

ベースは未来の楽器だ!と感じ、手に取った13歳の時以来、僕はずっとベースを弾き続けています。その30数年の過程でいくつかのメーカーと出会い、自分の音楽活動に協力頂いて、時には共同開発やコラボレーションを行ってきました。

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そんな中、エレアコベースはまだこれといったメーカーに出会えず、色々と購入しながら試していきました。自分の音を様々な方向にシンセサイズさせていくのが全ての演奏形態ではなく、一方でエレクトリックベースのコンチェルトをオーケストラの皆さんと演奏したり、ソロキャリアのスタートは実はアコースティック・ベース・ギターで行っていたりなど、アコースティックなアプローチでの可能性も長きにわたって感じていました。

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エレクトリック・ベース・コンチェルトの公演やアルバム以降、ピアノトリオ編成のアコースティックなアプローチのアルバムを考えていました。フレット付きのギラギラした音色ではなく、かといって箱があまりに大きくて音が沈みきったタイプのものでもない。温かくて、フレットレスで、でも操作性もモバイル性も高く、テクノロジーの部分でも前向きなエレアコベースが必要でした。

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レコーディングで使うさいにスタジオにやって来た彼の名は、GODIN A5 Ultra Fretless。マグネットのピックアップを凌ぐ勢いのパワー感のあるピエゾの音と、ローB音のパワー。かつて自分が使っていたエレアコの概念を覆すには十分でした。

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もっと彼を知りたいと思います。これからも付き合っていきます。

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以上が今沢さんのレビューとなります。

9月に発売となったばかりの今沢さんの17枚目のニューアルバム「SPIN SPIN」の4曲目の曲、Radius/ ラディウスはこのゴダンのフレットレスベース、A5Ultra Fretlessが使用されています。▶今沢カゲロウ・オフィシャルサイト

今回使用したアンプはPJBのSuper FlightcaseとパワードキャビネットのPB-300。そしてJ’zハウスエンジニアの松井くんがセレクトしたマイクはノイマンのU87とロイヤーの121。アコベらしい空気感とトーンがいい感じで録れました。後日このブログで紹介させてもらいますのでお楽しみにしてください。

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